暫存

京山幸枝若( 二代目 ) 暫存歌詞
1.会津の小鉄

作詞:松島一夫
作曲:和田香苗

梅の浪花で 初声上げて
度胸千両の 江戸育ち
何の世間が 笑おうとままよ
やくざ渡世に「五尺の体」
かけた京都の
かけた京都の 会津部屋

義理と人情が 男の道と
いつもささやく 加茂川の
水の流れに 白刃をかざし
恋も情も 笑顔ですてる
泣くな未練の
泣くな未練の 川千鳥

引くに引かれぬ 男の意地で
どうせすて身の 稲荷山
咲いた花なら 一度は散るさ
のぼる朝日が 草木をそめて
男小鉄の
男小鉄の 晴れ姿


2.人情酒場

作詞:もず唱平
作曲:三山敏

男に欺され泣かされた
お前が夜咲く花ならば
野暮なオイラは野良犬さ
飲んでおくれよ 挨拶がわり
こゝは似合いの こゝは似合いの 人情酒場

誰れでも一度はつまずいて
過去から逃げたい時がある
だから人生ほろにがい
シケて気持の 晴れない時は
こゝにおいでよ こゝにおいでよ 人情酒場

路地裏だってかまわない
苦労を二人で分けあって
世帯持とうか なァお前
そんなセリフを ついついいわす
こゝは場末の こゝは場末の 人情酒場